トキワ莊大學とは

昭和の高度経済成長期、それはあらゆる文化が熱い時代だった。1960年代の日本は、戦後復興からやっと抜け出し、今のアジア各国のように熱く“自由”と“多様性”を模索していた。その直前に21世紀というユートピアが世界を変えると信じ、未来を夢見た漫画家や編集者たちが全国からトキワ荘に集結する事になる。 多くのメディアを通じて未来を模索するコンテンツが生まれ、日本は遥か彼方の21世紀に夢を馳せるようになった。1970年の大阪万国博覧会を契機に21世紀は現実味を帯びた未来となった。そして、今2020年の“新”東京オリンピックの実施、2025年の“新”大阪万博誘致など、昭和の高度成長期と現象がシンクロし始めている。若い頃にみた「未来への夢」と熱き時代を知るマニアックな賢者たちと共に昭和を議論するトキワ莊大學を創立。